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ニュースリリース

2003/10/30 光ディスク製造工場へのソフトウェア・データファイル転送サービスを開始


 株式会社ソニー・ミュージックコミュニケーションズ(東京都新宿区、代表取締役:高橋俊一、以下SMC)は、CDやDVD、MD等の光ディスク製造(プレス)を受託したPC系ソフトウェア制作代理店に向けて、業界で初めてかつ唯一となる、専用ネットワークを通じた製造工場へのソフトウェア・データファイル転送サービスを本年10月末日より開始いたします。

 SMCは今夏、株式会社ソニー・ミュージックマニュファクチュアリング(ソニーミュージックのディスク製造会社、以下SMM)との間で、日本ワムネット株式会社(東京都中央区)のサービスである「WAMネット」※1を基盤とした広帯域専用ネットワーク※2を構築しました。本専用ネットワークを活用したビジネスの第一弾として8月末には音楽系の転送サービスを提供、さらに今回は第二弾として、PC系ソフトウェア制作代理店業界にも利用を拡大したソフトウェア・データファイルの転送サービスを開始します。

 提供を開始するソフトウェア・データファイル転送サービスは、コンピュータ・ソフトウェアのデータファイルをSMC本社で顧客企業より受領した後、先述の環境を利用しSMMの茨城もしくは静岡の工場に転送するサービスです。
 SMCが構築した広帯域専用ネットワークはセキュリティと信頼性に優れており、コンピュータ・ソフトウェアにとって致命的なデータ喪失や、ビット化け等のエラーを引き起こすことなく、最大4Mbit/秒の速度で安全確実にSMM両工場へと転送します。本サービス開始に先立ちSMCではソフトウェア・データファイルの転送を行う専用アプリケーションを開発、システムのとり扱いを容易にするとともにエラーのない確実な転送作業を可能としました。
 また、従来対処が困難であった発注ソフトウェアに関する至急の変更要請や輸送上のトラブル等についても、今後は専用ネットワークの活用により迅速な対応が可能となります。

 本ソフトウェア・データファイル転送サービスは、すでに大手PC系ソフトウェア制作代理店の利用が決定しており、本サービス開始の時点で受注したソフトウェア・タイトル数の約40%が専用ネットワークを通じて工場に転送されるものと見込んでいます。以降、順次利用企業の拡大をはかりながら、今年度末には受注タイトル数の60%以上が本ネットワークを利用するものと予想しています。

 なお、グローバルなWAMネットの特色を生かしたビジネスとして、SMCは関連海外工場にPCゲーム&ソフトウェア等のデータファイルを転送するサービスについて、近い将来の実施を検討しています。

※1

WAMネット
米国ミネソタ州ミネアポリスに本拠をおくWAM!NET社が開発、提供している「Wide Area Media Contents Network」の略。出版、制作、製版、印刷等の企業が、データ量の大きなコンテンツの転送、ASPサービス、ホスティング等に共同利用している広域、大容量のプライベート・ネットワーク。各種のコンテンツの転送に不可欠なセキュリティの保全に優れており、北米と欧州を中心に世界で17800以上、日本では2300以上のユーザが利用している。 日本では、日本ワムネット株式会社(東京都中央区)がサービスを提供している。

※2

大容量専用線を利用したSMCのコンテンツ転送ネットワーク
WAMネットを基盤として構築したSMC本社と提携企業間等を結ぶ大容量専用線ネットワーク。SMC本社、株式会社ソニー・ミュージックマニュファクチュアリング(ソニーミュージックのディスク製造会社、以下SMM)間を、安全で回線品質の高い最大4Mビット/秒のデータ通信で結び、音楽ソフト、コンピュータ・ソフト、ゲーム・ソフトなど多様なデジタル・コンテンツの高速かつ安全な転送を目的として構築した。8月末よりは、従来、光ディスク等のメディアを使って物理的な方法で行っていたCD音源のマスター輸送を、ネットワーク経由のデジタル通信によりスピーディかつ安全に行うことが可能となった。



【本件に関するお問い合わせ】
◆株式会社ソニー・ミュージックコミュニケーションズ
広報室
Tel:03-3266-7801(直通)
Fax:03-3266-7822
URL:http://www.smci.jp
E-mail:smc.pr@sonymusic.co.jp