日々エコのススメ

トイレットペーパー製紙工場見学会

8月24日に機密文書をトイレットペーパーにリサイクルをする製紙工場の社会科見学を実施しました。 機密溶解の回収をし、配送、溶解処理、異物除去、抄紙工程を経て、トイレットペーパーに加工されていく様子、最後は排水処理までを見学、聴講させて頂きました。 溶解処理にあたり、禁忌品の説明もしていただきました。
パルパー工程
原質工程
抄紙工程
仕上工程
トイレットペーパー完成 持ち込まれた紙はプレスされ約1トンに分けられ、約5000個分のトイレットペーパーに再生されます。これを木から作る場合は直径14センチ、高さ8メートルの立木20本が必要となります。 最終工程として、使用された水は1次処理、2次、3次処理を経てきれいになり、川に流されます。

<見学を終えて> 機密書類の行方を意識したことがなかったのですが、一度ゴミとなったものがこうしてまた人が使う生活必需品に生まれ変わっていく現場や、環境に配慮し最後まで徹底された排水処理の仕組みまでを実際に見学させていただく中で、ゴミの分別がなぜ大事か、環境問題に対して当事者意識を持てる良い機会になりました。
異物によっては機械を止めて、取り除く作業が必要となる。
物によっては取り除きに10数時間に時間がかかることも。過去にはPC、クリアファイルなどが混入してしまったこともあるとのこと。
資源を100%原料として生まれ変わるものを初めて目の当たりにした。分別への意識が皆さんの中で確実に変わっていきました。
とても実体験をすることで有意義でハッとさせられる見学会となりました。